プロの厨房で ナベノイズム 渡辺シェフのキッチンから vol.4
『ラップで作るポーチドエッグ』

(2023年7月キッチニスタ公式インスタグラム記事より再編集)

2024.06.21

  1. ミシュランガイド東京2024
    6年連続二つ星掲載レストラン【ナベノイズム】渡辺シェフの今月の話題は、「ニース風サラダ ~キッチニスタラップでつくるポーチドエッグ」です!

  2.  ニース風サラダは、南仏ニースに伝わる郷土料理です。私自身もサントロペ、モナコ、そしてニース近郊のヴァンスに住んでいた時期があり、春夏になると食べたくなるサラダです。
     ニース風サラダのキーワードになる食材は、 トマト、レモン、ツナ、アンチョビなど様々ありますが、固茹で卵もその重要なパーツのひとつになります。

     7月はキッチニスタラップを使い、その伸縮性の特徴を活かした様々な具を入れたポーチドエッグを作りました。卵の味わいに対して塩味の強いオリーブ、アンチョビなどを入れ込み、ハーブも、フレッシュとドライを 2 種纏わせました。
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    レストラン「Nabeno-Ism」ナベノ-イズム
    エグゼクティブシェフ CEO 渡辺 雄一郎

    【材料】
    オリーブオイル 適量
    塩・黒胡椒 適量
    エルブ・ド・プロヴァンス 適量
    ピメントエスプレット 適量
    イタリアンパセリ 3枚
    全卵 1個
    グリーンオリーブ薄切り 2枚
    黒オリーブ薄切り 2枚
    ツナ 適量

    (*お好みのサラダ)
    マイクロハーブのサラダ
    インゲン豆
    トマト
    レモン
    フレンチドレッシング
    ラデッシュ
    素揚げのアーティチョーク(ジャガイモでも可)

  3. 【手順】
    ①ラップの上にオリーブオイルを塗り、塩・黒胡椒、エスプレット、エルブ・ド・プロヴァンスを散りばめ、イタリアンパセリ3枚を並べ、全卵入れる。

    ②その上にグリーンオリーブ薄切り 2枚、黒オリーブ薄切り2枚、セミドライトマト半カット、アンチョビ2片を並べ、キッチニスタラップで茶きん包みにし、キッチニスタの抗菌ブルーラップで紐を作って、茶きん包みを縛り閉じる。(普通の透明ラップで紐を作ってもOK)

    ③鍋で沸騰したお湯の中にラップで包んだ卵を入れ3分間茹でる。

    ④茹で上がったら氷に落とし冷やす。

    ⑤インゲンマメ、トマト、ツナ、ラディッシュ、素揚げのアーティチョーク、マイクロハーブサラダにラップを解いた卵を中心に盛り付ける。

    ⑥フレンチドレッシングとオリーブオイルをまわしかけて、レモンの皮を削り、レモン汁をひとまわしかけて完成。

  4. 渡辺シェフ
    https://www.instagram.com/yunabe67/

    フレンチレストラン
    Nabeno-Ism【ナベノ-イズム】
    https://www.instagram.com/restaurant_nabeno_ism/