ミシュランガイド東京2025
一つ星掲載レストラン【モノリス】
石井 剛シェフがラップを活用した調理法などの話題を発信します。
2025.1.27
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石井シェフより
今回は難易度の高い野菜のテリーヌを作りました!
野菜をテリーヌ型に詰める際に、キッチニスタブルーラップとアルミホイルを重ねてシートを作りテリーヌ型に張り付けております。そのままプレスした後、野菜のテリーヌをカットする際にはそのシートごとカットするとテリーヌが崩れにくいです。キッチニスタブルーラップであれば、テリーヌについたラップの切れ端もわかりやすく、異物混入防止に繋がりますのでお勧めです。
綺麗にした野菜を下処理します。
・パプリカ...皮を剥いて、低温でじっくり火を入れ甘味を引き出します。
・椎茸...ソテーする。
・ポロネギ...紐で縛り丸ごと柔らかくなるまで茹でたら、よく絞り水分を抜きます。
・それ以外の野菜...下茹でします。
📝石井シェフ
ブルーラップで安心作業・効率アップ
アルミホイルを広げ、アルコールスプレーを吹いたところに、キッチニスタブルーラップを水分で密着させて、1枚のシートにします。テリーヌ型にアルコールスプレーを吹き、シートをシワがよらないように綺麗に貼り付けます。
キャベツ、ポロネギを引きつめ、上に野菜を綺麗に重ねて敷き詰め、最後にキャベツで覆ったら、シートを覆い被せます。
プレスする前にラップに針で水分を逃がす穴を開け、空の同じ大きさのテリーヌ型を重ねたら、ひっくり返して全体重をかけてプレスします。このプレスされた状態のまま冷蔵庫で冷やします。
野菜のテリーヌをシートごとカットします。キッチニスタラップ抗菌ブルーだと、ラップの切りくずに気付きやすく異物混入防止に効果的です。
ウサギに見立てた燻製クリームとラヴィゴットソースを添えて完成です。