ミシュランガイド東京2024
一つ星掲載レストラン【モノリス】
石井 剛シェフがラップを活用した調理法などの話題を発信します。
2024.05.24
石井 剛シェフ(https://neo-monolith.com/)
・ミシュランガイド東京2024一つ星掲載レストラン【モノリス】オーナーシェフ
・ゴ・エ・ミヨ2024 15/20 3トック
・ヒトサラベストシェフ2023-2024
・料理王国2024今年注目のシェフ
・クラブ·デュ·レリタージュ·キュリネール·フランセ 会長
1973年6月2日東京・神田生まれ
辻調フランス校卒業後、レストランアテスエにて修行
'98年に渡仏
ジョルジュ・プラン、ジャンバルデ、ベルナール・ロバン等にて
四年間に渡り修行
帰国後、レストランモナリザ丸の内入店、'05年に同店料理長に就任
ル・テタンジェコンクール・ジャポン'08・'09年において二年連続準優勝(現在は審査員に就任)
'10年に『モノリス』をオープン
'15・'16年にテレビドラマ「問題のあるレストラン」や「Chef~三ツ星の給食~」の料理監修・調理技術指導を務める
石井シェフより
フランス料理の基本的な料理 フォアグラのテリーヌのレシピになります。
おすすめの食べ方はブリオッシュのトーストと共に、フルーツのコンフィチュールと一緒にお召し上がり頂いたり、湯がいたインゲン豆のサラダ等も相性が良いです。是非お試しくださいませ。
◇フォアグラのテリーヌ
<材料>
フォアグラ...1個(500g)
塩...1%
白胡椒...0.3%
ポルト酒(白)...適量
キャトルエピス
クッキングシートを敷きます。(隅をマグネットで押さえて固定してあります。)
室温に戻したフォアグラを、大小のブロックに分け、クッキングシートにのせます。
フォアグラを開き血管を出します。
血管を丁寧に取り除きます。
掃除済みのフォアグラを計量します。この時、食材が量りに直接触れないよう、キッチニスタの抗菌ブルーラップを敷いています。
?ポイント
青色で目立つため、剥がし忘れや、ラップの混入防止になります!さらに抗菌だから衛生的!
塩、胡椒、キャトルエピスを計量し混ぜます。
味付けしたフォアグラにポルト酒(白)をふりかけます。
フォアグラを真空パックに移します。クッキングシートに残った液体はゴムベラで集め全て真空パックに入れます。
?石井シェフ
キッチニスタのクッキングシートは紙が丈夫なので破れたりせず作業がしやすかったです!
真空済みのフォアグラを、60℃のスチームコンベクションで10分火入れします。
加熱後。
ザルに開け余分な脂をきります。
キッチニスタの抗菌ブルーラップにのせます。
カードを使いながら抗菌ブルーラップを綺麗に巻いていきます。
?石井シェフ
ラップがパンパンになるまで巻くのがポイントです。
もう一枚、抗菌ブルーラップを敷いてフォアグラをのせ、空気が入った箇所に針で穴を開け空気を抜きます。
ラップが二重になってる状態です。
これを更にアルミホイルで巻き、綺麗な円柱になるように成形します。
この状態で冷やし固めます。
カットしてトースト重ねし、トリュフをのせ仕上がりです。